Tinys Yokohama Hinodecho

Culture

【イベント7/25(水)】 北欧スウェーデンが目指す持続可能なライフスタイル 〜ムリしないで幸せを実現する方法〜

持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)はご存知でしょうか?

持続可能な社会を世界レベルで実現するために、2015年9月に国連で合意された世界共通の目標であり、経済・社会・環境の3つの視点から17の項目が定められています。

地球の資源を取り尽くさずに自然が生み出すエネルギーを活かしながら、どのようにすれば人類がこの先も生き続けることができるのか、その指標となるものです。

スウェーデンは、そのSDGs国際ランキング世界第1位であり、エコやフェアトレード、エシカルな商品やサービスが暮らしに浸透している国です。

スウェーデンでは、すでに国全体の電力の65%を太陽光や風力発電などの自然エネルギーに切り替えています。2002年に脱原発を実現し、ほぼ自然エネルギーでまかなう都市(人口約30万人)もあり、持続可能なライフスタイルをすでに実現しつつあります。

また、家庭ゴミのリサイクル率は99%という驚異の数値(日本は20%)。それでも、GDP(国内総生産)成長率はいまも伸び続けています。

なぜ、スウェーデンは世界第1位になり得たのでしょうか。どのように「持続可能なライフスタイル」を実現し、社会に浸透させることができたのでしょうか。

そのヒントを探るべく、今回はゲストとしてスウェーデン出身の環境コンサルタントであり、現地の視察ツアーも実施している、ペオ・エクベリさんに伺います。

決してガマンやムリをせず、楽しみながら幸せな社会をつくるコトを最優先に考えているスウェーデン。自然とともに、これからも幸せに暮らすための方法を一緒に探っていきまましょう!

◎こんなヒトに来て欲しい

・スウェーデンに興味・関心がある方
・「エコ」「サステナブル」「SDGs」に興味がある方
・自然エネルギーに興味がある方
・都市での持続可能な暮らしに興味がある方

◎お越しくださるみなさまへのメッセージ

「スウェーデンのまちづくりや暮らしには、楽しみながら問題を解決するヒントがたくさんあります。“スウェーデンだからできる”のではなく、“日本でもできる”。これから実際にわたしたちがどのように取り組んでいけばよいか、ぜひみなさんといっしょに考え行動するきっかけとなれば幸いです。」

◎概要

【日時】
2018年7月25日(水)19:00〜22:00(22:30完全撤収)

【定員】
40名(現場)
*定員に限りがございますので、お早めにご注文願います

【参加費】
¥1,500(ワンドリンク付き)

【申込方法】
https://peatix.com/event/402047
*peatixチケットサイトが支払い窓口*

【会場】
Tinys Yokohama Hinodecho
231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2-166先(日ノ出スタジオ横)

【アクセス】
(最寄駅:京急線「日ノ出町」駅徒歩3分、JR線「桜木町」「関内」駅徒歩12分)

【主催】Tinys Yokohama Hinodecho

◎今回のゲストスピーカー

ペオ・エクベリ 氏

プロフィール
スウェーデン出身。環境NGOのリーダー、環境ジャーナリストを経て、株式会社ワンプラネット・カフェ 取締役、サステナビリティプロデューサに就任。環境先進国スウェーデンのサステナビリティに関する知識をもとに、コンサルティングを行う。スウェーデンの視察ツアー企画や、テレビやラジオの環境番組出演・キャスターなども務める。2008年イギリスBBCのWEBページHeroで、アル・ゴア元アメリカ副大統領と並び環境リーダーの一人として紹介される。

エクベリ・聡子 氏

プロフィール
サステナブル経営・事業開発・人財育成支援において実績を持ち、産学官民のネットワーク運営や環境省環境人材育成コンソーシアムの企画、東北大学大学院の環境関連修士課程の開発、BOPビジネス企画支援などを経て、株式会社ワンプラネット・カフェ 代表取締役社長に就任。近年はSDGsを基礎としたサステナビリティ関連のコンサルティングのほか、ザンビアで廃棄されていたオーガニックバナナ繊維と日本の和紙技術を活かしたエシカル・バナナペーパー事業に注力。2016年このバナナペーパーは日本初の国際フェアトレード認証を取得。

◎スウェーデン視察ツアーの参加者が感じたコト

「わたしは、幼い頃から環境問題に関心を持っていました。でも知れば知るほど、この壮大すぎる問題を本当に解決できるのか、原始時代や江戸時代の生活に戻った方が良いのか、果ては人は地球で生きていてよい生物なのか、答えが見つけられずにいたのです。

でも、この6月にペオさんの現地視察ツアーに参加し、その長年の思いが一変しました。スウェーデンには、人がどう自然の力をうまく活かし心地よく暮らし続けることができるかを徹底的に合理性を追求し、それを具現化した都市がありました。自然エネルギーで動いているその街では、スマホを充電してもドライヤーを使っても、CO2排出量はゼロ。

これまで感じていたエネルギーを使うことへの罪悪感のような気持ちが、ふっと消えて無くなりラクな気持ちになれました。人口約40万の東京都町田市に生まれ育った私は、都市として持続可能な方法を実践しているスウェーデンに希望を抱くことができたのです!。」
(ひとしずく株式会社 かねこ)

◎ファシリテーター

こくぼ ひろし
ひとしずく株式会社

プロフィール
ひとしずく株式会社 代表取締役/一般社団法人ソーシャルグッド 代表理事/一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会 理事
1982年、神奈川県生まれ。立教大学法学部卒業。在学中より国際協力NGOの調査研究・アドボカシーチームにてインターン。その後、広告・PR・制作会社、ベンチャー企業を経て独立。日本初のソーシャルグッド専門のPRエージェンシー ひとしずく株式会社、一般社団法人ソーシャルグッドを設立。 社会課題解決に取り組む組織の後方(広報)支援を行う。 INTERNATIONAL MARKETING EXCELLENCE AWARD 2014「金賞」 第12回JPMプランニング・ソリューション・アワード「ベスト・プロモーショナル・プログラム賞」を受賞。

ひとしずく株式会社ホームページ
http://hitoshizuku.co.jp/

熊谷 賢輔 氏
YADOKARI株式会社

プロフィール
1984 生まれ 神奈川県横浜市出身
2013 商社で6年間勤務を退社し、自転車で日本一周を実行。その後、アラスカカナダアメリカ西海岸メキシコ 110,000km 11ヶ月かけて自転車で走破。 モバイルな生活を送りながら「旅x仕事」を実践する。帰国後はYADOKARI株式会社代表と共にBETTARA STAND 日本橋プロジェクトに参画。多様性・共有・コミュニティをテーマに、誰もが志へのキッカケを踏み出せる「はじまりの場所」を創造する。

他にも、ドラニストとして藤子・F・不二雄先生の哲学・思想を、イベント通して勝手に広報活動したり、日本のものづくりを応援するべく、デザイナーNorikim氏と「ボルトとナット(http://norikim.jp/)」を展開したりと、コミュニティ作りの実践者としても活動中。

得意ジャンル
コミュニティビルディング/&冒険/日本のものづくり応援/ドラえもん/ファシリテーション